TOEFL test 620点―実戦型文法完全制覇マニュアル
長本 吉斉
明日香出版社 刊
発売日 1998-02
価格:¥1,890(税込)
英語テストの最難関といわれるTOEFLだが、本書を読むと「闇夜の光明」という気分になってくる。
TOEFLを研究しつくした著者が26章にわたって展開する解説は、「いかにTOEFLスコアを上げるか」という明快な実利主義に基づいている。その徹底ぶりは、ときに「そこまで割り切っちゃっていいの?」と心配になるほどだ。
誤答の分析も充実している。「どこがトリックなのか」「出題者の意図はどこにあるのか」を考え、1題30秒といわれている制限時間内に効率よく正解にたどり着くための思考法も提示している。
しかし、重要なのは戦術論にあらず。単なる点取り対策に陥らず、ときには英文法の本質論をズバリとつき、豊富な類似出題例をもとに懇切丁寧に教えてくれる。
「高校のころ、どうにもわからぬまま封印していた、あの接続詞に対するあの疑問が突然氷解した」といった「目からウロコ」体験ができるページをいくつも見出すことができるだろう。
内容の濃さにもかかわらず、読みやすいのも魅力。通勤通学の電車の中で1日2〜3章読めば、2週間で読了できる。
とりあえず練習問題をサクサクこなして安心するもよし、何度もじっくり読んでサビついた知識を磨きなおすもよし。いずれのニーズにもこたえる便利な本である。
TOEFLのSection2対策はこれ1冊でOK。あとはSection1、Section3に時間をかけることをお勧めする。(松岡清流)
230点以上の受験者にお勧め 2001-06-09
ズバリ貴書のお奨め購読層は文法セクションでなかなか満点が取れない受験者。日本人MBA留学合格者多数利用。推奨ポイントは他の参考書に書いていない“文法で満点を取るためのポイント”が列挙されている点。本書を読めば何故自分は本テストで満点が取れないか納得できるであろう。デメリットは当書の参考書的問題集の類ゆえの演習の少なさ。しかしながら、本試験を良く知っている読者層は良くわかっているとは思うがこれぐらいのレベルになれば、満点を取るか否かは単語力と取りこぼしの問題。他書で多くの問題演習をこなし、この取りこぼしを無くすために本書を活用するのが良いでしょう。
文法満点のために! 2005-03-26
前評判どおり素晴らしい本だ。解説が丁寧で今までなんとなくで正解したりはずしていた問題が自信を持って解答できるようになった。
この本のコンセプトが「とにかく点を取る」という方針なので、試験ぎりぎりで文法の得点がまだ延びる余地がある人にはおすすめしたい。
なにより来年からはIBTとなり文法がなくなってしまう。なんとしてもCBTで得点をとりたいならこの本を読むべきだ。
また、作者の解説がフレンドリーでおもしろいので、読みふけってしまう。
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この記事は2006/6/6に作成しました。
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