週末起業チュートリアル
藤井 孝一
筑摩書房 刊
発売日 2004-05
ライトでポップな起業 2007-02-11
図書館で借りて読んだ。
正直「薄い」という印象が強かった。早朝勉強であるとか通勤時間を早くするというような話は 一時期はやった同種の本と同じ内容である。ネットワークの創り方などにも 驚くべき新味はない。
筆者の経歴の紹介部分も それなりに面白かったが 海外転勤で会社のエゴを感じていやになった等は 今に始まった話でも無い。
僕が興味深いと感じたのは かような本が売れる日本の状況である。「起業」ではなくて「週末起業」と謳った点が 著者の発明だったと思うのだが 「週末」で起業できないかという 一種のライトでポップ(古いか?)な感覚が 受けているのだと思う。
そう読むと 将来振り返って 日本のある時期のサラリーマンの心性を描いた一書 ということになるのかもしれない。
悔いのない人生のために 2006-05-16
前作『週末起業』の続編。前著を読み、「週末起業って面白そう!」と思った方が抱きやすい疑問に先回りして個別指導(=チュートリアル)する目的で書かれたものです。
前著と本書を通して著者が言いたいことは、「サラリーマンよ。会社から人生を取り戻せ」「悔いのない人生を過ごすため、やりたいことは今すぐはじめよう」ということ。
著者の人生を振り回し週末起業→退職と決断させるきっかけとなった海外転勤の話や、二足の草鞋を履いていた時期および会社をやめて経営コンサルタント1本立ちするまでの会社と週末それぞれの具体的な過ごし方(金銭面、時間管理、人づきあい等)など前作よりも具体的に書かれています。
1日で読める内容ですので、前作を読んだ方はどうぞ。
著者の体験談を元により実践的な内容 2006-01-05
位置づけ的には、前作「週末起業」の続編と考えていいだろう。
本作では、より細かな内容が具体例とともに記されている。
本書にも、いろいろなノウハウが詰め込まれているが
タイムマネジメントの項目がとても印象に残った。
特に早朝の活用法である。
その一つとして、
満員電車での通勤を避けるため、「始発に乗る」というもの。
そして、その副次的な作用として、朝早く起きるということ。
本書に記しているが、
「起きるのはつらいが、起きてしまえばなんてことない」
そうだ。
そして、朝のまだ騒々しくない時間にやりたいこと(自分のビジネスである週末起業)をやる。
あくまで著者の体験なので、誰しもが簡単にできるとは限らないと思うが
非常に興味をそそられる体験談である。
起業に興味があまりなくとも、満員電車がイヤであれば目を引かれるのではないだろうか。
本作は勤務先に依存した人間にならないためにも
前作「週末起業」とあわせて持っておきたい一冊である。
起業の醍醐味は、お金の稼げる仕組を作ること 2005-08-14
前作の『週末起業』よりはるかに優れている。
サラリーマンを気持ちとお金の面から4つのタイプに分析し、週末起業を通じて、気持ちの面・お金の面での独立を目指す!という考えである。
「経営者の視点で、リスク・リターンを考える」や「人脈は一緒に仕事をして初めて得られる」といった、実際のコンサルティングの現場から得られた知識や時間捻出のノウハウが披露されており、より強力に起業をサポートしている。
週末起業は考える価値あり 2005-03-20
本書は自らの週末起業の実体験を元に書かれており、非常にわかりやすく参考になる。ただし、ページ量の関係もあって、著者の実体験であるコンサルティング業務の企業のノウハウに特化されているので、他の業態での週末起業を考える場合、他の本も必要になるかもしれない。
また、「社畜には家族すら守れない」、これはサラリーマンである私にも強く響いた。(実際、著者は海外赴任などで非常に苦しい状況に陥り、家族の崩壊の危機になりかけている)。週末起業の収益性とはうんぬんより、会社からいかにして自立するか。会社と対等の立場になれるか。そういう努力は必要だと感じた。
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