2003年、日本国破産 対策編―YEN(円)と国債が紙クズとなる日が近づいている!?
浅井 隆
第二海援隊 刊
発売日 2001-05
年収500万円のサラリーマンが、借金をして8000万円の家、あるいはマンションを購入した場合、昇給しない限り支払いは不可能。しかもこのサラリーマンの負債は毎年年収とほぼ同じ額だけ増えている…。現在の日本の財政は、これと同じような状況にある。しかも、いまは金利が安く、国債も売れているが、将来的には金利の上昇はほぼ間違いない。
本書は、こうした日本の財政の危機的状況をわかりやすく解説した『2003年、日本国破産 [警告編] 』の続編、 [対策編] である。ただ、 [対策編] とあるものの、実際の対策にあたる部分は最後の第4章だけで、それ以前は [警告編] で述べたような現状分析と未来予測が217ページのうち159ページにもわたっている。 [警告編] を読んで飛びついた読者にとってはやや物足りない内容かもしれない。
とはいえ、本シリーズを初めて手にとる人にとっては、非常に刺激的な内容である。著者は第1次世界大戦後のドイツのハイパーインフレや現在のトルコのインフレを例に、国家財政が破綻した場合の国民生活への影響を指摘し、その対策を示している。来るべき危機に備えて、どのような形で資産を保有・運用すればいいのか、住宅はいま買うべきなのかどうか、どのタイミングで行動を起こせばいいのかなど、数多くのヒントが示唆されている。2次データをもとにした記述が多いことや同じ内容が繰り返し登場することがやや気になるが、国家の財政破綻という大きなテーマを国民の生活レベルで解説し、生き残るための心構えと対策を示している点で、参考になることは多いだろう。(土井英司)
2003年は過ぎたけれど 2004-09-27
この本のタイトルの2003年はもう過ぎましたが、日本はまだ破産していません。しかし、国、地方自治体がかなり危機的な状況であるのは確かのようなきがします。現在の政治も問題の先送りの感があり、2003年は大丈夫でも2004年、2005年は大丈夫なのだろうかという気がしてなりません
本の内容は、ハイパーインフレの懸念、国家破産の懸念、地方自治体の危機的状況、またこれらの危機に対する対策が述べられています
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