メラニーは行く!
出演:リース・ウィザースプーン /ジョシュ・ルーカス /パトリック・デンプシー /キャンディス・バーゲン
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日 2003-09-18
カリスマデザイナーのメラニーは、NY市長の息子にプロポーズされるが、即答できずにいた。なぜなら彼女には別居中の夫がいたのだ。メラニーは早速、離婚してもらうために故郷のアラバマに向かう。
都会で洗練された女にとって、田舎の空気も人々も野暮ったくて仕方がないヒロインは何が何でも夫に離婚を決心させようとせをするイヤーな女だが、リースはメラニーの素直な一面も徐々に見せていき、しっかり共感を得られるキャラクターに作り上げた。まさにリースの魅力をたっぷり堪能できるスター映画といえるだろう。NY市長の息子を演じたパトリック・デンプシーも好演。彼にプロポーズされるシーンは5番街のティファニー本店を借り切って撮影され、公開時、話題を呼んだ。(斎藤 香)
北部人 VS. 南部人! 2003-07-24
ラブ・コメディーとして楽しめたのはもちろんだが、両者の気質の違いが興味深かった。NYで活躍中の彼女はニューヨーカーの価値観に染まっている。ところが故郷に帰ると徐々にアラバマ弁丸出しの「サザン・ベル」に。そして都会人の価値観も揺らいでくる・・・この変化が面白かった。圧巻は最後に見せ付けてくれた渾身の「南部魂」(笑)だ。北部からのお客を手作りの料理で精一杯もてなすメラニーの母親や、南部の悲劇の歴史にこだわり「リイナックター」(南北戦争の戦いを再現する人たち)を続ける父親、酔っ払って暴言を吐くメラニーを介抱する「元」旦那の優しさ、そしてそんな彼女に相変わらず寛大に接する旧友たちの描き方には、とても温かい気持ちにさせられた。「アラバマ物語」、「夜の!大捜査線」、「イージー・ライダー」また「ミシシッピ・バーニング」といった映画により、南部の後進性と貧困が印象づけられたが、「ドク・ハリウッド」や本作品によって南部の人たちが受け継ぐ良き伝統を再認識できた。
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