A.I.
出演:スタンリー・キューブリック /ハーレイ・ジョエル・オスメント /ジュード・ロウ /フランシス・オーコナー
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日 2002-03-08
時は未来。不治の病に侵された息子をもつ夫妻は、人工知能をもつ少年型ロボットのデヴィッド(ハーレイ・ジョエル・オズメント)を家に迎えるが、やがて息子が奇跡的に蘇生したことから、デヴィッドは家を出されてしまう…。
故スタンリー・キューブリック監督の企画をスティーブン・スピルバーグ監督が受け継いで完成させたSFヒューマン超大作。『鉄腕アトム』に『ピノキオ』、ついには『未知との遭遇』など、いつかどこかで見聞きしたことのあるドラマ展開だが、その中にスピルバーグは「母への愛」という、彼の定番ともいえるテーマ性を盛り込んだ。
また、中盤のロボット・ジャンク・ショーに見られる残酷味などから、人にあらざるものに対する憐れみの情を描きだしたともいえる。ナンパ・ロボットに扮したジュード・ロウが好演。(的田也寸志)
[AI]は「愛」ということか? 2002-05-07
そこまで考えて題名をつけたわけではないだろうけど、「愛」がこの作品の最も重要なテーマであることは言えるような気がする。
主人公にとっては、人間になることは実はそんなに重要なことではないんじゃないだろうか。むしろ母親からの無条件の「愛」が欲しいからこそ、人間になるための自分探しをしてしまったのかもしれない。つまり「あなたは人間じゃないから愛さないし、認めない。」という
条件付な「愛」を子どもに投げかけた時、子どもの心はズタズタにされてしまうということなんだ。
実はこれは私たち自身に投げかけられた親子関係の重要な問題点ではないかと思えてきた。
「あなたが・・・だったら、愛してあげる」
「あなたが・・・すれば、愛してあげる」「・・・すれば、・・・㡊」という結果をだせば、認めてあげる」
という条件付な「愛」を私も含めて子どもに要求していないだろうか。・・・
「もっと勉強すれば、愛してあげる。あなたを認めてあげる。」とか、
「わたしの思うような子どもになりなさい。そうすればあなたを認めてあげよう」とか、
「・・・するな。・・・すればおまえを認めないぞ・・・。」といった要求を言葉に出さなくても、子どもに暗に要求していないだろうか。そういった非言語的メッセージを子どもに送っていないだろうか。そうやって、子どもの心を引き裂いていないだろうか。・・・
親から無条件に愛されるということが、いかに大切なことか。・・・
いかに子どもの心が安心感と充実感で満たされることか。・・・無条件で親から愛されて育った人はちょっとわかりにくいかもしれませんが、私にはとても大きなテーマなように感じました。
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